今週の株式相場。米朝首脳会談、為替に左右された一週間でしたね。来週はメジャーSQ!
こんにちわ。こんばんは。おはようございます。
Azキング(@Az15709514)と申します。
2月が終了しました!新年度まであとひと月です。
今週は重要イベントが続いていたので買い控えがあったのか、週のほとんどが微妙な地合でした。
来週もですが、しばらくはイベントが続くので警戒感が払拭されにくそうです。
ということで、一週間の振り返りと今後を考察します。
ではチャートを見ていきます。
注:あくまで個人的見解です。投資判断は必ずご自身で行ってください。
日経平均チャートのテクニカル分析
日経平均は海外イベントに振り回された一週間
日足です。
先週は5日連続陽線でしたが、金曜日までは若干重い地合でしたね。
週明け月曜日は、前週金曜のダウが26,000円を突破したことを好感して窓を空けてスタートしたものの、売りに押されて小幅な展開で始まりました。
地合が悪化し始めたのは火曜日の後場、「インド空軍がパキスタンを空爆」とのニュースが嫌気されたことがきっかけです。
翌水曜日はパウエルFRB議長の議会証言を通過し、利上げ見送り観測から押し目買いが入り上昇しましたが、木曜日はダウの続落・米朝首脳会談が交渉決裂の形となったことが伝わってやや大きめの下げとなりました。
しかし名実ともに3月入りとなった金曜日は為替が111円を大きく上抜いたことから、悪地合を引きずることなく上昇に転じ、21,500円の節目を越えて引けました。
先週とはガラリと変わり波乱の週でしたね。火曜以降の5分足を見てみます。
日足だとそうでもなく見えますが、結構ボラティリティの大きい相場でした。
先週考察したとおり、海外イベントや予想外の悪材料にすごく左右されますね。
為替は金曜の夜に112円を一時越えて、ダウ・先物も反発しています。
週明けは金曜日の勢いを引き継いで上昇トレンドが継続しそうです。
しかし、後述しますが来週も引き続き警戒を弱めるべきではないと考えています。
日経平均週足は続伸したが少し形が悪い
13週移動平均線は越えたままですが、十字線(トンボ)の形になってしまいました。
26週移動平均線の手前というのがまた少し嫌な感じがします。
一目均衡表の雲も目前ですから反発に注意したいところです。
しかし、来週も上がれば雲が薄いところに差し掛かりますし、26週線も越えられます。
12月の大幅下落前の水準にも近づいており、向こう1~2週間が転換点になりそうな感じですね。
日経平均は来週どうなる? メジャーSQと雇用統計に注目
では今後のスタンスですが、私は来週は監視メインにしたいと思います。
理由のひとつはメジャーSQ週であること。
SQ週に警戒していることは以前にも述べましたが、メジャーSQとなると尚更です。
火~水曜に強い売りが出たら下落の予兆である可能性があります。
また、来週金曜は2月景気ウォッチャー調査、中国2月貿易収支、雇用統計の発表が重なります。
決算対策の売りや急激な円高など何がきっかけになるかわかりません。
米中貿易協議は先延ばしとなりました。
これは懸念材料が払拭されたのではなく、実際に28日に米通商代表部のライトハイザー代表の発言が嫌気され、NYダウは下げました。
今後も市場にインパクトを与える材料であることを忘れないようにしたいですね。
マザーズ指数チャートのテクニカル分析
マザーズ指数も転換点が近いかもしれない
次にマザーズ指数です。日足から。
先週の急反発の勢いは続かず、日経平均とほぼ同じような地合となりました。
ただ、金曜の反発が弱くはらみ陽線になっているのが気になりますね。
転換点にならなければよいのですが・・
時価総額トップのメルカリ<4385>は値動きが乏しく、バイオ株はアンジェス<4563>が大きく調整、窪田製薬ホールディングス<4596>などが代わって上昇率の上位に入りました。
オンコリスバイオファーマ<4588>はまた強くなってきましたね。
テクニカルでは指数は75日移動平均線を一旦越え、木曜から5日移動平均線を割り込んでいますがなんとか75日線で踏みとどまっている状態です。
一目均衡表では転換線が基準線を上抜く手前ですね。
日経平均と同様、ここが耐え時という感じがします。
マザーズ指数週足は26週線に差し掛かる重要なポイント
小陽線ですが、出来高がかなり増加しました。
火曜日にアンジェスやオンコリスなどが大きく動いたことによるものですね。
この出来高増加傾向のまま、26週移動平均線を抜けてくれれば強気チャートに転換できそうです。
反転下落するか、越えるか、9月・12月の流れを払拭できるかどうかの瀬戸際ですね。
新興市場はIPOに資金流入、バイオ関連は継続監視
個別では、バイオ関連で強い銘柄が入れ替わっています。下げているものは一時的な調整なのか、深く押すか見極める必要がありますね。
他に値動きが大きかったものはIPOです。
今年初のIPO、識学<7049>は月曜に公開価格の2.5倍で初値を付け、続伸しています。
先週上場したIPOでは東海ソフト<4430>が下げておりますが、その他は今のところ上げ基調です。
特にスマレジ<4431>は木曜に初値を付けていきなりトップクラスの売買代金となっています。
金曜のWBSでも取り上げられており、引き続き資金が集中しそうです。
ただ、金曜は結構売られているんですよね。
上場直後でテクニカルも効きにくいですから、エントリーするならザラ場の出来高推移を注意深く観察しておく必要があります。
話題だからといって根拠のないエントリーは絶対にダメです。
公開価格1,000円以下・東証1部の案件ですが、再上場です。
そこまで人気化しない可能性があります。
ジャスダックでも伸びている個別銘柄はありますが、全体地合に注視しつつ、資金の入っている銘柄を見極めてトレードを行いたいですね。
今週のまとめ
- 日経平均は上下するも節目越え。新興も上値を追うか?
- 一応イベント通過したものの来週はメジャーSQ等が控えている
- 西野七瀬、2/24の卒業コンサートをもって乃木坂46としての活動終了。同時に単独オフィシャルサイトとインスタグラムが開設される
- 欅坂46、デビュー3周年記念となる公演「3rd YEAR ANNIVERSARY LIVE」の開催が決定
- 日向坂46、3/27発売となるデビューシングルの詳細が発表される
最後までお読みいただき、ありがとうございました。